ディズニーチケット『価格変動制』はアリ?メリットやデメリットなどまとめ





こんにちは。

 

12月22日、ディズニーランド・ディズニーシーが「価格変動制」を導入すると発表しました。

 

3月20日から導入されます。

 

株式会社オリエンタルランドは22日(火)、2021年3月20日(土)入園分チケットより、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両パークについて、チケットの変動価格制を導入することを決定した。

 

同社は、「東京ディズニーリゾートでは、東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業をはじめとした新施設のオープンや、IT などの導入によるゲストの利便性向上など、テーマパークの価値向上に努めてまいりました。今回、チケットの変動価格制を導入することで、入園者数の繁閑差を平準化し、さらなるテーマパーク価値向上に努めてまいります」と説明している。

なお、今後のチケット価格帯の変更につきましては、適宜、東京ディズニーリゾート公式サイトを通じて周知するという。

引用:Yahoo!ニュース

 

「価格変動制」とは、なかなか聞き慣れない単語で、ディズニーファンの方やディズニーによくいく方は、「価格が変わるの?」「ややこしくならないかな?」と不安のある方がいるかと思います。

 

価格変動制とは、「ダイナミックプライシング」とも呼ばれ、『USJ』も取り入れている手法ですが、一体どういった仕組みで、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

 

今回はそれについてまとめていきます。



 

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ディズニーの『価格変動制』って?

 

価格変動制とは、簡単にいうと

 

需要と供給に合わせて価格を変えるシステム

 

のことです。

 

 

例えば、平日はあまりお客さんが来ないので需要が少ないから価格を下げ、休日は需要が大きいので価格を上げます。

 

 

需要の少ない平日に価格を下げることで、需要を喚起することができますね。

また、需要の多い休日に価格を上げて収益の最大化ができます。

 

 

これはホテルや航空券などがいい例で、三連休やゴールデンウィークには価格が大きく跳ね上がりますよね。これは「価格変動制」を採用しているからです。

 

 

ディズニーの価格はどうなるの?

 

ディスニーが価格変動制を採用するとなると、具体的に値段はどうなるのでしょうか。

 

現在ディズニーの「1DAYパスポート」は8200円で固定となっています。

「入園時間指定パスポート(午前10時30分から)」は7700円。

「入園時間指定パスポート(正午から)」は7300円となっています。

これについて、価格変動制を導入すると以下のように変更されます。

 

 

「1DAYパスポート」:8200円〜8700円

「入園時間指定パスポート(午前10時30分から)」:7700円〜8200円

「入園時間指定パスポート(正午から)」:7300円〜7700円

 

となり、土日や祝日、春休みやGWなどは8700円を予定しているそうです。

 

 

 

なお、詳しい価格などは随時公式サイトで発表するようです。

 

変動制導入によって変更される値段はどれも高い方に範囲ができ、これは実質的な値上げとも言えるかもしれません。

 

この目的の一つとして、ディズニーは「入園者数の繁閑差を平準化するため」としています。

 

 

繁閑差を平準化するというのは今ホテル業界や観光業界でも言われていて、今年の厳しい時期に繁忙期に人が集まることで危険性が上がることや、また閑散期には稼ぎが得られないことから、全時期に平均的に集客があるという状態を目指したいという声が、観光業界ではあります。

 

 



価格変動制のメリットやデメリットって?

 

価格変動制のメリットとデメリットはどういったものがあるのでしょうか。

価格変動制をもちいたビジネスの「メリット」とは、「収益の最大化」です。

 

 

 

メリットは、収益最大化

 

まず、メリットについてですが、例えばスーパーマーケットを例に出すと、繁忙期にはたくさん在庫を店頭に並べておいて、閑散期には少ししか並べない。また、店員さんも閑散期には減らします。

 

もちろん大きな人件費がかかる繁忙期はそれに伴って価格も上昇させます。

 

こうすることによって、お店側は繁忙期に大きな利益をあげることができ、また閑散期には人員削減などの投資額を減らすことができます。

 

 

ディズニーの例を考えても、例えば繁忙期にはたくさん人件費を投資し、その分高い金額を設定します。閑散期には少ない人件費で安い金額を設定することで、集客の最大化と収益の最大化の努めます。

 

また、ディズニーは、一定数は安い平日に流れるため、入場者数が平準化することも狙っているようです。

 

つまり、簡単にいうと、メリットは『適切な価格で適切なサービスを与え、収益最大化をする』という部分があります。

 

また、顧客側からしても、自分の好きな値段帯の時期に買うことができるというメリットがあります。

 

 

デメリットは

 

では、デメリットはどうでしょう。

 

やはり、こうした変動的なシステムを組むのはそれなりにコストがかかります。

 

 

また、顧客側からすると、価格がコロコロ変わることで少し不信感を抱く可能性があります。

 

 

「繁忙期に高い値段で儲けやがって」とか、
「また変わったの?」
など思う方もある程度はいるでしょう。

デメリットは、コストがかかること顧客に不信感を与える可能性があることです。

 



ディスニー「価格変動制」についてのみんなの声

 

これについて、こんな声が上がっています。

 

定額より、安いプランがないので
ていの良い値上げじゃん?

変動制とは通常より安く売ることもあるから変動ではないか?
これはかっこ良い言葉であっても値上げとみなすべき、ずるい!

 

混雑予想の時に代金が高い→別の日に…って考えなのかな?の割には微妙な金額幅で。
でも、結局土日しか休めない人、長期休暇を利用する人で混雑は同じな気がする。なのに代金が上がるという理不尽さ
思いきって平日は5000円、土日祝・夏休み等は8000円位の差をつけなきゃ人の流れは同じだと思うんだけど

 

人数制限やら何やらで、客単価あげないと採算取れないんだろうね

ディズニーだけじゃなく、客席減らしたコンサートや飲食店だって、席数が半分減ったら今までと同じ利益上がるなら客単価2倍だもんね、単純計算だと。

2倍は流石に反感買いそうだし、利益率減っても赤字にはならない程度で値上げするしかないよね

とは言え、行く側の財布も収入減では、ますます高嶺の花になってしまう。

 

 

このように、顧客側からしたら値段が上がって不満の声が上がっています。

 

確かに実質的な一部値上げを「価格変動制」と言っているだけのようにも見えます。

 

特に、休日しかいけない地方の方からは不満が目立ちますね。

 

とはいえ、ディズニーも今は苦境に立たされていて、採算取るためにはこういった収益増加策が欠かせないのでしょう。



まとめ

 

ディズニーの料金は、今のところ

「1DAYパスポート」:8200円〜8700円

「入園時間指定パスポート(午前10時30分から)」:7700円〜8200円

「入園時間指定パスポート(正午から)」:7300円〜7700円

 

 

となり、土日や祝日、春休みやGWなどは8700円を予定しています。

価格変動制のメリットは「収益最大化」、デメリットは「コストがかかることや不信感を与える可能性」です。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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